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惑星科学:超小型衛星LICIACubeによって明らかになったディモルフォスの噴出物プルームの特性

Nature 627, 8004 doi: 10.1038/s41586-023-06998-2

二重小惑星進路変更実験(DART)は、2022年9月26日にディモルフォス(小惑星ディディモスの衛星)に対して衝突実験を行った。地上に設置された望遠鏡では、ディディモス系が衝突後に噴出物のために8.3倍に明るくなり、23.7日後に衝突前の光度に戻ったことが観測された。ハッブル宇宙望遠鏡の観測は、衝突の15分後から18.5日後まで、1ピクセル当たり2.1 kmの空間分解能で行われ、他の小惑星衝突事象と矛盾しない噴出物の複雑な進化を明らかにした。測定された連星周期の変化から決定された運動量増強係数は、ディモルフォスの質量と密度に関する仮定に応じて2.2から4.9の範囲にあった。本論文で我々は、DARTの衝突の15日前に配備されたイタリア宇宙機関(ASI)の超小型衛星LICIACubeの、測定機器LUKEとLEIAによる観測結果について報告する。データは、衝突の71秒前から320秒後まで取得された。噴出物のプルームは、開口角が140 ± 4°の円錐状であった。プルームの内側領域は青色であったが、ディモルフォスからの距離が遠くなるにつれて赤色になった。噴出物のプルームは、フィラメント、塵粒子、単一の巨礫または巨礫の集団を特徴とする、複雑で不均一な構造を示した。噴出物の速度は、毎秒数十メートルから毎秒約500 mまでの範囲であった。

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