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天文学:ビッグバンから約6億年後の赤い大質量銀河の候補となる種族

Nature 616, 7956 doi: 10.1038/s41586-023-05786-2

恒星質量が最大で太陽の約1011倍に達する銀河は、ビッグバンから約10億年後に相当する赤方偏移zが約6の所まで確認されている。正確な質量の見積もりに必要なバルマーブレイクの領域が、2.5 μmを超える波長に赤方偏移するため、より初期の時代の大質量銀河を発見することは難しい。本論文では、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の初期公開プログラムの1~5 μmを対象範囲とする観測結果を用いて、宇宙史の最初の約7億5000万年の領域に、本質的に赤い銀河を探した。その結果、この探査領域において、ビッグバンから5億~7億年後に相当する7.4 ≤ z ≤ 9.1の位置に、恒星質量が太陽の約1011倍である可能性のある1つの銀河を含めて、6つの大質量銀河候補(太陽の1010倍以上の恒星質量)が発見された。分光観測によって検証されれば、大質量銀河における恒星質量密度は、静止系の紫外で選択されたサンプルに基づく以前の研究で予想されたものよりもかなり高い可能性がある。

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