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生態学:植物の形態と機能の全球的スペクトルにおける細根の形質

Nature 597, 7878 doi: 10.1038/s41586-021-03871-y

植物の形質は、個々の植物が不均一な環境にどう対処するかを決定付けている。個々の形質の変動は大きいものの、形質の協調とトレードオフの結果として一部の形質の組み合わせが別の組み合わせよりもはるかに一般的になっていることが、地上部の形質に関しては植物の形態と機能の全球的スペクトル(GSPFF)で、細根の形質に関しては根の経済学的空間(RES)で明らかにされている。今回我々は、これら2つの機能空間を規定する形質を組み合わせた。分析の結果、GSPFFの主要な傾向が裏付けられ、RESがさらなる情報を捉えていることが明らかになった。データセット中の非冗長な情報を説明するのに必要な4つの次元は、GSPFFに対応する地上部平面およびRESに対応する細根平面に要約することができる。いずれの平面にも高いレベルの種の集合が見られるが、細根平面では地上部平面と比べて、生育形(草本および木本)、科、バイオームにおける分化のレベルが低く、これにはサイズに関連する形質は1つも含まれていない。その結果、類似した細根の形質群を持つ多くの種が、対照的な地上部形質を示す。これは、異なる自然選択圧の間の相互作用や植物全体の形質の統合を探る場合に、GSPFFに地下器官を含めることの重要性を浮き彫りにしている。

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