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天文学:反復する高速電波バースト源からの多様な偏波角の変化
Nature 586, 7831 doi: 10.1038/s41586-020-2827-2
高速電波バースト(FRB)は、未知の起源に由来する継続時間がミリ秒の電波トランジェントである。FRBから非常にコヒーレントな放射を発生させる可能性のある2つの機構には、中性子星磁気圏、あるいは中心のエネルギー源から遠く離れた相対論的衝撃波が必要である。詳細な偏波観測は、FRBの放射機構の解明に役立つ可能性がある。しかしながら、利用可能なFRBの偏波データは、一部の反復バーストでは各バースト中の偏波角が一定で、他の1回限りと見られる事象では偏波角が変化するなど、多くの異なる偏波特性を示すため、解釈が難しかった。今回我々は、FRB 180301からの15回のバーストの観測結果について報告し、うち7回のバーストでさまざまな偏波角の変化を見いだした。これらのバーストの偏波角の特性の多様性は、電磁放射の起源が磁気圏であるとする考え方と一致しており、相対論的衝撃波による輻射モデルを否定する。

