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免疫学:実験的自己免疫性脳脊髄炎における拮抗的なT細胞応答

Nature 572, 7770 doi: 10.1038/s41586-019-1467-x

実験的自己免疫性脳脊髄炎は、多発性硬化症のモデルである。今回我々は、実験的自己免疫性脳脊髄炎の誘導は、セリアック病患者のグルテン曝露研究と同様に、血液と中枢神経系においてクローン増殖したCD4+、CD8+およびγδ+ T細胞の連続的な波を生じることを示す。また、多発性硬化症患者ではCD8+ T細胞の大規模な増殖が見られた。自己免疫性脳脊髄炎では、増殖したCD4+ T細胞のほとんどが、誘導に用いたミエリンペプチドMOG35–55に特異的であることが分かった。対照的に、クローン増殖したCD8+ T細胞のいくつかのTCRに対して酵母のペプチド–主要組織適合遺伝子複合体ライブラリーから得た代替ペプチドは、MOG特異的CD4+ T細胞の増殖を阻害することによって疾患を抑制した。これらの結果は、自己反応性CD4+ T細胞の誘導は、それに拮抗する制御性CD8+ T細胞の動員を引き起こすことを示唆している。

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