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天文学:海王星質量の系外惑星GJ 436bの軌道面と低温の親星の自転軸の非整列

Nature 553, 7689 doi: 10.1038/nature24677

親星の自転軸とそれを回る惑星の軌道面の間の角度は、惑星系の進化過程を反映している。低温の星の近傍を周回する系外惑星は、その星の対流外層との強い潮汐相互作用のため、円形でそろった軌道上にあると予想されている。自転軸と惑星の軌道面の整列は、惑星が親星をトランジットする際に測定できるが、低温でゆっくり自転する星に対しては、地上望遠鏡による分光観測は難しい。本論文では、M型矮星を周回する系外惑星軌道の三次元特性について報告する。これは、惑星がトランジットした弦に沿って星の光球面スペクトルをマッピングすることで導出された。我々は、海王星質量の系外惑星GJ 436bの楕円軌道が親星の赤道に対してほぼ垂直であることを見いだした。こうした楕円軌道および星の自転軸と惑星の軌道面の非整列は、低温の星の周りでは意外なものだが、まだ発見されていない外側の伴星との力学的な相互作用(古在移動を経由する)に起因する可能性がある。GJ 436bのこの内側への移動が、巨大ガス惑星の外気圏を現在維持している大気散逸を引き起こした可能性がある。

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