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免疫学:IL-1R8は抗腫瘍活性と抗ウイルス活性を調節するNK細胞のチェックポイントである
Nature 551, 7678 doi: 10.1038/nature24293
インターロイキン1受容体8(IL-1R8、別名SIGIRRまたはTIR8)は、構造的、機能的に独特な性質を持つIL-1受容体(ILR)ファミリーのメンバーで、ILRやToll様受容体(TLR)下流のシグナル伝達経路や炎症の負の調節因子として働く。ナチュラルキラー(NK)細胞は、病原体に対する抵抗性を誘導し、また適応免疫応答の活性化や方向付けに寄与する自然リンパ球である。NK細胞は造血器新生物に対する抵抗性を担うが、一般に固形腫瘍の発がんにおいて重要な役割はないと考えられている。本論文において我々は、IL-1R8がNK細胞の成熟とエフェクター機能に関するチェックポイントとして働くことを報告する。IL-1R8遺伝子を欠損すると、肝臓がんの発生、血行性の肝転移や肺転移、そしてサイトメガロウイルス感染に対する、NK細胞による抵抗性がさらに増強された。

