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感染症:持続性の炭疽は熱帯雨林において野生生物の大量死の主要な駆動要因となる
Nature 548, 7665 doi: 10.1038/nature23309
炭疽は、世界的に重要な動物疾患であり人獣共通感染症である。それにもかかわらず、炭疽の生態学に関する現在の知識は、大発生が最も頻繁に報告されている乾燥した生態系にほぼ限定されている。今回我々は、炭疽様疾患(以下、炭疽とする)を引き起こすセレウス菌(Bacillus cereus biovar anthracis)の熱帯雨林での動態が、野生生物の局所群集に深刻な影響を及ぼすことを示す。30年にわたって収集したデータおよび試料を用いることで、雨林の炭疽が、多種多様な哺乳類宿主における持続的かつ広範に及ぶ死因であることが明らかになった。我々は、この病原体がニシチンパンジー(Pan troglodytes verus)の局所個体群の減少を加速させ、局所的絶滅をもたらす可能性があると予想する。また我々は、潜在的な病原体の疫学を提示し、その存在が保全に重要な意味を持つことを示す。

