Letter

生物多様性:葉の細菌の多様性が、植物の多様性と生態系機能との間の関係を仲介する

Nature 546, 7656 doi: 10.1038/nature22399

生物多様性および生態系機能に関する研究によって、植物の多様性と生態系機能(生産力など)との間の結び付きが実証されている。別の栄養段階では、植物のマイクロバイオームが宿主植物の適応度および機能に影響を及ぼすことが示されており、宿主関連微生物は宿主生物の拡張された表現型の決定で役割を果たすことで生態系機能に影響を与えると提唱されている。しかし、植物マイクロバイオームの生態系機能における重要性は、植物の多様性および形質の既知の重要性の文脈では定量化されていない。今回我々は、高木の生物多様性–生態系機能実験を用いて、葉の細菌の多様性と生態系生産力との関係が、植物の多様性の役割を考慮した上でも正になるという仮説の強力な裏付けを提供する。今回の結果はまた、宿主種のアイデンティティー、機能のアイデンティティーおよび機能的多様性が、葉の細菌群集における構造および多様性の主要な決定要因であることを示している。我々の研究は、植物に関連する微生物の多様性と陸上生態系の生産力との間に正の相関があることの証拠とともに、生物多様性–生態系機能関係のモデルを改善し得る新たな機構を提示している。

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