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生理学:FSHの阻害は熱産生脂肪組織を誘導し体脂肪を減少させる
Nature 546, 7656 doi: 10.1038/nature22342
更年期は骨量減少や内臓脂肪過多の亢進と切り離せない。下垂体ホルモンである卵胞刺激ホルモン(Fsh)のβサブユニットを標的とするポリクローナル抗体は、マウスで骨量を増加させる。今回我々は、この抗体が野生型マウスで脂肪組織を急激に減少させ、これによりFsh受容体遺伝子Fshrの遺伝的ハプロ不全を表現型模写していることを示す。また、この抗体は、脂肪細胞の顕著なベージュ化を引き起こして、細胞のミトコンドリア密度を上昇させ、褐色脂肪組織を活性化し、熱産生を亢進させた。これらの作用は、この抗体がFshのβサブユニットに特異的に結合してFshの機能を阻害することで生じる。我々の研究は、肥満症と骨粗鬆症を同時に治療するための選択肢を明らかにしている。

