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天文学:広がった円盤風によって駆動される原始星のアウトフローを解像した画像

Nature 540, 7633 doi: 10.1038/nature20600

若い星は、分子ガスの顕著なアウトフローを伴っている。ガスの放出は原始星系から角運動量を取り除くため、若い星が原始星円盤からの物質の降着によって成長できると考えられている。アウトフローの放出の基本的な機構はまだ解明されていないが、原始星円盤と密接に関係していると考えられている。アウトフローを説明するためにさまざまなモデルが提案されているが、主に物質の加速が起こる領域が異なっており、原始星近傍(「X-ウインド」あるいは恒星風)であったり、原始星円盤全体のさらに大きな領域(円盤風)であったり、それら2つの境界部分であったりする。アウトフローを放出する領域は、観測に限界があったため、これまで間接的な外挿でしか調べられてこなかった。本論文では、原始星系TMC1Aに伴うアウトフロー方向の一酸化炭素を解像した画像について報告する。これらのデータは、ガスを放出する領域が中心に位置する原始星から半径方向に25天文単位の距離まで広がっており、円盤の広い領域から角運動量が取り除かれていることを示している。これは、アウトフローのガスが、ケプラー円盤から広がる円盤風によって放出されることを示している。

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