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分子生物学:ショウジョウバエでm6Aはニューロン機能と性決定を調節する

Nature 540, 7632 doi: 10.1038/nature20568

N6-メチルアデノシンRNA(m6A)は脊椎動物のメッセンジャーRNAによく見られる修飾である。転写後の遺伝子発現の調節におけるm6Aの機能は明らかにされ始めているが、複雑な生物の発生過程でのm6Aの正確な役割は解明されていない。今回我々は、キイロショウジョウバエ(Drosophila melanogaster)において、メチルトランスフェラーゼ複合体の個々の構成要素、そしてYTHドメインを含むリーダー核タンパク質の包括的な分子的・生理学的特徴付けを行った。SPEN(split end)タンパク質ファミリーに属するSpenitoが、このメチルトランスフェラーゼ複合体の新しい真のサブユニットであることが分かった。さらに、この複合体がニューロン機能と性決定で重要な役割を担っていることが明らかになり、核のYT521-Bタンパク質がこれらの過程における主なm6Aエフェクターであると考えられる。以上より我々の研究は、m6Aの生物学的性質についての我々の知識を大きく拡大し、この修飾が動物体全体の中での基本的な過程において重要な機能を担っていることを示している。

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