Review

量子情報:量子物理学における認証されたランダム性

Nature 540, 7632 doi: 10.1038/nature20119

ランダム性の概念は、多くの分野で重要な役割を担っている。一方では、ランダム過程が存在するかどうかという疑問は、自然に関する我々の理解の基本となっている。他方ではランダム性は、暗号学、アルゴリズム、シミュレーションの資源である。ランダム性を生成する標準的な方法は、デバイスに関する実際には妥当でないことが多い仮定に頼っている。しかし、量子技術によって、認証されたランダム性を生成する、ベル不等式の破れに基づく新しい方法が可能になった。こうした方法は、デバイスのどのようなモデリングにも頼らないため、デバイスに依存しない方法と見なされる。本論文では、デバイスに依存しないランダム性生成器を設計する試みとそれに伴う課題について概説する。

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