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分子生物学:12サブユニット核エキソソーム複合体におけるRNA分解経路
Nature 524, 7563 doi: 10.1038/nature14865
真核生物のエキソソームは、RNAの監視、代謝回転、プロセシングを行う保存されたRNA分解複合体である。同じ装置によりRNA基質を完全に分解あるいは正確にトリミングすることができる仕組みは長い間よく分かっていなかった。今回我々は、9サブユニットコア、3′–5′ RNアーゼのRrp44とRrp6、および絶対Rrp6結合パートナーRrp47を含む酵母の核エキソソームが、多様なRNAと複合体を作った状態の結晶構造を報告する。この12サブユニット複合体の構造と生化学データを総合すると、1本鎖RNAがRrp44やRrp6の活性部位に直接到達できる仕組み、あるいはRrp6に結合し中心チャネルを通って遠位のRNアーゼRrp44に向かう仕組みが明らかになる。大きなRNAがチャネルの入り口にとどまると、Rrp6–Rrp47がスイングして開く。これらの結果から、同じ分子装置が、2つのRNアーゼサブユニットの協働したスイング機構によって、RNA依存的様式で進行性の分解と部分的なトリミングを協調して行うことができる仕組みが示唆される。

