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健康科学:母親の年齢に関連する先天性心疾患のリスクは修正可能である

Nature 520, 7546 doi: 10.1038/nature14361

母親の年齢は、新生児に染色体異常が全くなくても、先天性心疾患のリスク要因となる。このリスクの基盤が母親にあるのか卵母細胞にあるのかは分かっていない。母親の年齢が先天性心疾患に与える影響は、心臓の転写因子遺伝子Nkx2-5に変異を持つ仔マウスでモデル化できる。本研究では、若齢の母マウスと高齢の母マウスの間で卵巣の相互移植を行い、マウスにおける母親の月齢に関連するリスクの基盤を確立した。高脂肪食が母親の加齢の影響を加速することはなかったため、高血糖や肥満で単純にこの機構を説明することはできない。月齢に関連するリスクは、母マウスの系統による遺伝的背景によって変動があることから、量的遺伝形質である。母マウスの自発的運動は、若齢で始めても高齢になってから始めても、高齢になった際のリスクを軽減できることは、特に注目すべきである。従って、仔が原因変異を持っているときでさえ、母親を対象とした介入により、仔の先天性心疾患のリスクを有意に低下させることができる。

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