Review

生物地球化学:気候変動と永久凍土の炭素のフィードバック

Nature 520, 7546 doi: 10.1038/nature14338

北極域と亜北極域の凍った土壌(永久凍土)には、大量の有機炭素が貯蔵されている。気候の温暖化によって環境が変化し、有機炭素の微生物分解や温室効果ガスである二酸化炭素とメタンの放出が加速される。このフィードバックは気候変動を加速する可能性があるが、こうした地域から放出される温室効果ガスの量と放出時期や、気候変動へのそれらの影響はまだよく分かっていない。今回我々は、最新の証拠から、温暖化する気候において温室効果ガスが長期にわたって徐々に放出されていることが示唆されることを見いだし、永久凍土炭素のダイナミクスのあまり解明されていない側面に狙いを定める研究戦略を提示する。

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