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宇宙物理学:惑星状星雲Henize 2-428の、双縮退しスーパー・チャンドラセカール状態を示すコア

Nature 519, 7541 doi: 10.1038/nature14124

惑星状星雲段階は、質量が太陽質量(M)の1~8倍の星が迎える最期である。こうした惑星状星雲の複雑な形態の起源は、連星の相互作用を含むいくつかの機構が提唱されているものの、よく分かっていない。近接連星系では軌道間隔が十分に小さいので、主星が漸近巨星分枝の段階において膨張すると、主星はそのロシュローブを過剰に満たすことができる。過剰なガスは最終的には、両方の星を取り巻く共通の外層を形成する。その後、抗力によって外層が放出されて双極惑星状星雲となり、その赤道は、系の軌道平面と一致する。両方の星がそれらの外層を放出し、白色矮星段階へと進化している系は、双縮退であると呼ばれる。本論文では、Henize 2-428が、合わせて約1.76 Mとなる双縮退したコアを有し、これは1.4 Mというチャンドラセカール限界(安定な白色矮星の最大質量)を上回っていることを報告する。このことから、その短い軌道周期(4.2時間)と合わせて、系が7億年後に合体し、Ia型超新星爆発が起こるはずであることが示唆される。今回の結果は、Ia型超新星の形成に対する、双縮退したスーパー・チャンドラセカール状態をとる進化経路の仮説を裏付けている。

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