Review

超伝導:銅酸化物系における量子物質から高温超伝導まで

Nature 518, 7538 doi: 10.1038/nature14165

1986年の銅酸化物における高温超伝導の発見がきっかけとなり、膨大な革新的科学研究が行われてきた。発見からほぼ30年で、こうした強相関電子系に見られる新奇な量子物質について、多くのことが明らかになった。特に、超伝導状態自体の性質が定性的に理解されるようになった。しかし、相図の驚くほどの複雑さ、前例を見ないさまざまな形態の集団ゆらぎの出現、高温での「ノーマル(常伝導)」状態の単純さと物質の詳細に対する鈍感さなどの未解決問題がある。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度