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古生物学:ジュラ紀の真ハラミヤ類の新種3種が裏付ける哺乳類の初期の分岐
Nature 514, 7524 doi: 10.1038/nature13718
多丘歯目およびハラミヤ目を含む異獣亜綱の系統発生は明らかになっておらず、そのため哺乳類の起源や最初期の進化については異論が多い。本論文では、中国のジュラ紀層で見つかった保存状態の良好な化石6点に基づき、新たな分岐群「真ハラミヤ目(Euharamiyida)」の新種3種について報告する。これらの化石から、真ハラミヤ類の歯を含む頭骨および頭部より後方の多くの特徴が明らかになり、現時点で議論の的となっているいくつかの不明瞭だった構造が明確になった。今回の系統発生解析により、真ハラミヤ目は多丘歯目の姉妹群であることが確認され、異獣亜綱が哺乳綱の中に位置付けられた。この系統発生図から、異獣亜綱哺乳類は、三畳紀後期(約2億800万年前)のHaramiyavia様の祖先から進化し、真ハラミヤ類および多丘歯類に分岐・多様化して世界に広く分布するようになったことが示唆され、これら2つの分類群で歯を含む頭骨および頭部より後方の多くの特徴は相同的に獲得されたと考えられる。さらに今回の知見は、哺乳類の起源が三畳紀後期のローラシア大陸にあり、また、哺乳類進化の過程で中耳を構成する骨の分離が2回独立して起こったことも裏付けている。

