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宇宙:金属量の極端に少ない銀河における非効率的な星形成
Nature 514, 7522 doi: 10.1038/nature13820
最初の銀河は、「金属」(ヘリウムより重い元素)をほとんど、または全く含まないガスから生まれた星を含んでいる。金属の欠乏は、効率的なガス冷却と星形成を妨げると考えられるが、この影響は、水素に対する酸素存在度が、太陽の10分の1以下の銀河ではまだ観測されていない。金属の極めて少ない近傍銀河は、宇宙初期の時代に低金属量の銀河で支配的だった条件を詳細に研究するために、最適で手近な実験室となる可能性がある。一酸化炭素の放射は、低金属量のガスのトレーサーとして信頼性が低く、塵は低金属量の銀河におけるガスのトレーサーとして用いられてきたものの、遠赤外線での低い空間解像度は一般に大きな不確実性の原因となっていた。本論文では、酸素存在度が太陽の10%以下の、2つの銀河の空間的に解像された赤外線観測について報告し、これらの銀河中の7個の星形成クランプで、星の形成は非効率的だったことを示す。その効率は、現在一般に見られる金属量の豊富な銀河の10分の1以下で、初期の宇宙における星形成が非常に非効率的であった可能性を示唆している。

