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生態学:食虫性鳥類の個体数減少は高濃度のネオニコチノイドと関連する

Nature 511, 7509 doi: 10.1038/nature13531

ネオニコチノイド系殺虫剤が標的外の無脊椎動物種に有害な影響を及ぼすことは、近年の研究で明らかにされている。無脊椎動物は、多くの鳥類種にとって繁殖期中の食餌のかなりの部分を占めており、幼鳥の養育に不可欠である。我々は、最も広く使用されているネオニコチノイド系殺虫剤のイミダクロプリドが食虫性鳥類個体群に悪影響を及ぼしているという仮説を検討した。本論文では、オランダの地域鳥類個体群の個体数変動傾向は、地表水のイミダクロプリド濃度が高い地域ほど有意によりマイナスになることを明らかにする。イミダクロプリド濃度が20 ng/Lを超えると、鳥類個体群の個体数が毎年平均3.5%減少する傾向が認められた。さらなる分析により、この個体数減少の空間パターンは、オランダにイミダクロプリドが導入された1990年代半ば以降のみに見られることが分かった。また、近年見られるようになった負の関係は、農地の鳥類個体群への影響が知られている土地利用変化の空間的差異に関する補正を行っても、依然として存在することが明らかになった。今回の結果は、自然環境に対するネオニコチノイド系殺虫剤の影響が、近年報告された程度よりも大きく、過去の残留性殺虫剤の影響によく似たものであることを示唆している。今後の法案策定では、ネオニコチノイド系殺虫剤が生態系に連鎖的な影響を及ぼす可能性も考慮に入れる必要があるだろう。

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