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分子生物学:RNase H2およびSrs2–Exo1機構によるリボヌクレオチド誘発変異の回避

Nature 511, 7508 doi: 10.1038/nature13292

Srs2ヘリカーゼは、間違った組換え事象を防ぎ、ヘアピン構造を形成しやすいトリヌクレオチド配列を巻き戻すために、Rad51リコンビナーゼのヌクレオフィラメントを解体することが知られている。今回我々は、DNA複製中にリボヌクレオシド一リン酸の誤った挿入によって起こる変異の抑制に、Srs2が新規な予想外のゲノム維持の役割を持つことを明らかにする。RNase H2を欠損した細胞では、Srs2が、リボヌクレオシド一リン酸残基の位置でDNAトポイソメラーゼIにより形成される切れ目の5′側からDNAを巻き戻す。これに加えて、Srs2はヌクレアーゼExo1と相互作用し、その活性を増強することで、修復の準備のためにDNAのギャップを作る。このように、Srs2–Exo1は、リボヌクレオシド一リン酸に対するゲノムの寛容性を介した切れ目処理とギャップ充填という新規な経路で機能する。今回の結果は、ヒトRNase H2複合体の不活性化に起因するアイカルディ・ゴーティエ症候群の基盤を理解するのに役立つ。

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