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遺伝:てんかん性脳症に見られるde novo変異

Nature 501, 7466 doi: 10.1038/nature12439

てんかん性脳症は、小児の重篤な難治性てんかんの疾患群で、原因が不明なことが多い。今回我々は、古くから知られる2種類のてんかん性脳症、すなわち点頭てんかん(infantile spasm、n = 149)とレノックス・ガストー症候群(n = 115)の患者でde novo変異のスクリーニングを行った。発端者264人とその両親のエキソームを解読し、329のde novo変異を確認した。尤度解析から、ヒト集団で機能の遺伝的変異に対して最も不寛容な約4,000の遺伝子に、de novo変異が有意に多いことが分かった(P = 2.9×10−3)。これらの中には、GABRB3遺伝子(4人の患者でde novo変異)とALG13遺伝子(2人の患者で同じde novo変異)が含まれており、どちらの遺伝子もてんかん性脳症との関連性が統計学的証拠から明らかである。相当する部位特異的変異率から考えて、これらのde novo変異が偶然に生じる確率は、それぞれP = 4.1×10−10P = 7.8×10−12である。このコホートでde novo変異が見られた他の遺伝子は、CACNA1ACHD2FLNAGABRA1GRIN1GRIN2BHNRNPUIQSEC2MTORNEDD4Lなどである。さらに、観察されたde novo変異が、脆弱Xタンパク質によって調節される遺伝子を含む特定の遺伝子群に多いことも明らかになった(P < 10−8)。これは、自閉症スペクトラム障害に関する従来の研究で報告されたことと同様である。

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