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細胞:多能性細胞のゲノムは三次元的に多能性因子の周りに形成される

Nature 501, 7466 doi: 10.1038/nature12420

ゲノムの形状が転写調節に重要な影響を及ぼしていることが次第に明らかになってきている。胚性幹細胞などの多能性幹細胞は、細胞種間でほとんど変わらないトポロジカルなドメインに染色体を組織化することが最近示された。本論文では、3C法(chromatin conformation capture)とクロマチン因子の結合データとを組み合わせて、不活性化しているクロマチンは多能性幹細胞の核内で著しく構造が乱れていることを明らかにする。遺伝子のプロモーターは主に組織非依存的にトポロジカルなドメイン間の結合に関わっているが、エンハンサーはより組織に限定された相互作用プロファイルを示す。重要なことに、多能性因子の結合部位のゲノムクラスターは互いを非常に効率的に見つけ、その様式は極めて多能性幹細胞特異的で、Oct4およびNanogタンパク質の存在に依存し、選択された染色体部位へのNanogの人工的な動員後に誘導されるようになっている。我々は、多能性幹細胞は多能性因子によって形作られる独特の高次ゲノム構造を持つと結論する。このインタラクトームが多能性状態のロバストさを増大させるのであろう。

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