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医学:結核菌の調節ネットワークと低酸素

Nature 499, 7457 doi: 10.1038/nature12337

我々はChIP-Seqに基づき、結核菌の制御ネットワークの完全な再構築に向けて最初の歩を踏み出した。そして、この再構築結果を、低酸素状態および酸素再供給下でのメッセンジャーRNA、タンパク質、代謝物、脂質のシステムワイドなプロファイリング結果に結びつけた。低酸素への適応は、結核の発病機序に重要な役割を果たすと考えられている。我々は、ChIP-Seqの結果と転写因子の誘導発現データを合わせて用いることにより、50の転写因子からなる制御ネットワークの概要版を再構築した。このネットワークモデルから、低酸素応答、脂質異化、脂質同化、細胞壁脂質合成の間に直接的な相互接続関係があることが明らかになった。このモデルが正しい証拠として、酸素が利用できるようになった際に、脂質含有量がかなり変化し、対応する代謝経路における遺伝子発現や代謝物が変動するという応答を観測している。この制御ネットワークにより、これらの変化の基盤となる転写因子が明らかになり、発現変化を計算によって予測することが可能になった。また、Rv0081が制御のハブであることも示された。

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