Letter
光学:連続スペクトル放射における捕捉された光の観測
Nature 499, 7457 doi: 10.1038/nature12289
光閉じ込め能は、科学的にも技術的にも重要である。多くの光閉じ込め法が存在するが、それらの方法はいずれも、外向き波を禁止する材料や系を用いて光を閉じ込めている。こうした系は、金属鏡、フォトニックバンドギャップ材料、非常に乱れた媒質(アンダーソン局在)によって実現できる。また一部の外向き波については、並進対称性(内部全反射)によって、あるいは回転対称性または反射対称性によって実現できる。これらに当てはまらない例外は、理論的提案にしか存在しない。今回我々は、外向き波が周囲媒質において許容されたとしても、パターン形成された誘電体スラブに光を完全に閉じ込め得ることを予測し、実験で示している。技術的には、これは「埋蔵固有値」、すなわち連続放射モードにおける束縛状態の観測であり、この固有値は対称性不適合によるものではない。そのような束縛状態は、放射振幅の全てが相殺的干渉の結果として同時に消失する一般的な種類の幾何形状において、安定に存在し得る。この電磁波捕捉法は、電子波や力学的な波にも適用可能である。

