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神経科学:前前頭皮質の2つのタイプの介在ニューロン群は別個の行動相関とネットワーク相関を示す

Nature 498, 7454 doi: 10.1038/nature12176

前前頭皮質のニューロンはさまざまな行動と相関するが、これは細胞タイプの多様性を反映するとされている。特定されているニューロンタイプをネットワークおよび行動機能に関連付ける目的で、我々は採餌行動中のマウスの前帯状皮質で、遺伝学的に識別可能な抑制性介在ニューロンの二大集団、すなわち細胞体周囲を標的とするパルブアルブミン(PV)ニューロンと樹状突起を標的とするソマトスタチン(SOM)ニューロンから記録を採取した。本論文では、PVニューロンと、SOMニューロンの1サブタイプは、機能的に等質な集団を成しており、抑制効果と行動相関において、両者の間には二重の解離があることを示す。行動に関連したいくつかの事象のうち、SOMニューロンの1サブタイプは、餌に近づくときに選択的に応答を示したのに対し、PVニューロンは餌から離れるときに応答し、離れるまでの滞在時間を符号化した。こうしたPVニューロンとSOMニューロンの行動相関によって、行動している時間と採餌行動に重要な決定変数(そこにとどまるか去るか)が決まったが、これは前帯状皮質の重要な機能とされているものである。また、PVニューロン群はミリ秒範囲での同期的発火が可能で、主ニューロンの発火を高速かつ強力に抑制するのに対し、SOMニューロン群の発火出力に対する抑制効果は弱くて、より変動が大きく、これは前者が主ニューロンからの出力を、後者が主ニューロンへの入力を制御しているという考えと一致する。これらの結果は、情報流の調節において異なるタイプの介在ニューロンが持つ回路レベルの機能と、皮質回路が担う行動機能との間に関係があることを示唆している。さらに、今回の知見によって、行動中の機能的応答の多様性を細胞タイプの多様性によって部分的に説明できる可能性が出てきた。

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