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宇宙:球状星団の恒星の後期進化を予測するナトリウム存在量

Nature 498, 7453 doi: 10.1038/nature12191

漸近巨星分岐(AGB)フェイズは、低質量星にとって核燃焼の最終段階である。現在、天の川銀河の球状星団が(少なくとも)2世代の恒星を有していることは知られているが、それでもそうした球状星団からは、比較的均一な恒星サンプルが得られ、恒星進化の理論を絞り込むのに使われている。恒星モデルからは、現在受け入れられている分岐質量(つまり、主系列フェイズを現在離れつつある恒星の質量)程度の質量の球状星団の恒星の多くが、AGBフェイズを経て進化するだろうと予想されている。本論文では、球状星団NGC 6752の70%を占める第二世代の恒星が、AGBフェイズに達し得ずにいることを報告する。分光学的な存在度測定から、我々のサンプルのどのAGB星もナトリウム存在量が低いことが見いだされ、それらが例外なく第一世代の恒星であることを示している。このことは、AGB星が含まれると、星団の多くは、星数を計測して恒星進化の時間スケールを検証するのに適用しても信頼性に欠けることを意味している。我々は、この観測結果を明確に説明できていない。

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