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物理:放射性加速ビームを用いた洋ナシ形原子核の研究

Nature 497, 7448 doi: 10.1038/nature12073

特定の重い不安定原子核には、「八重極変形」、つまり歪むことによって洋ナシ形になるという強い状況証拠がある。これは、より一般的に見られる鏡映対称的な四重極変形したラグビーボール形原子核とは対照的である。はっきりとは解明されていない八重極変形した原子核は、核構造理論にとって、また標準模型を超えた物理を探索するうえでも重要である。測定可能なあらゆる電気双極子モーメント(後者の特徴)は、そのような原子核で増幅されると予想される。今回我々は、ラドンおよびラジウムの短寿命同位体について、電気八重極遷移強度(八重極相関の直接的尺度)を決定している。クーロン励起実験は、重い放射性イオンの加速ビームを用いて行われた。220Rnおよび224Raに関する我々のデータは、224Raの方が強く八重極変形するという明確な証拠を示している。今回の結果からは、八重極相関に関するさまざまな理論的方法を区別することが可能になる。また、原子の電気双極子モーメントに関する実験的研究に適した候補で、標準模型の拡張版を明確にする可能性のあるものを絞り込むのに役立つ。

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