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進化:中国で見つかった、ジュラ紀前期の恐竜の胚発生を示す保存された有機的遺物

Nature 496, 7444 doi: 10.1038/nature11978

恐竜の胚の化石はきわめてまれであり、そのほとんどすべてが、非鳥類型恐竜の進化末期の記録を含む上部白亜紀層に限定されている。注目すべき例外は、既知の胚化石としては最古である、南アフリカで見つかったジュラ紀前期の竜脚形類マッソスポンディルス(Massospondylus)の胚、およびポルトガルで見つかったジュラ紀後期の獣脚類の胚である。恐竜の胚は希少で、通常は卵殻に封入されているため、発生を組織および細胞レベルでの研究に使用できる可能性は限られている。そのため、恐竜の孵化後の個体発生はいくつかの分類群で研究されているにもかかわらず、その胚の成長パターンについてはほとんどわかっていない。本論文では、中国の下部ジュラ紀層で胚期の恐竜の骨化石包含層を発見したことを報告する。これは、恐竜胚の化石記録として最古のものである。今回発見された胚は、地質年代がマッソスポンディルスの胚化石に近く、同じく竜脚形類恐竜、おそらくはルーフェンゴサウルス(Lufengosaurus)のものと考えられる。この単一分類群性の骨化石包含層に保存された、関節が外れた状態の多数の骨格要素や卵殻は、卵が孵化するまでのさまざまな段階を示しており、したがって別々の巣に由来することから、巨大化で知られる分岐群内の恐竜の胚発生に関する新たな研究の機会となる。例えば、サイズや発生段階の異なる胚の大腿骨どうしを比較したところ、発生期間全体を通じて成長速度が一貫して速かったことが明らかとなった。これはおそらく、孵卵期間の短さが竜脚形類の特徴であったことを示している。また、大腿骨骨幹部の非対称的な放射状の成長や大腿骨第四転子の急速な拡張は、この種の恐竜では胚の筋肉の活性化が孵化前の個体発生で重要な役割を果たしていたことを示唆している。今回の発見は、陸上脊椎動物の複雑な有機的遺物がin situで保存された最古の証拠でもある。

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