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神経科学:CLP1はtRNA代謝を運動ニューロンの進行性消失に関連付ける

Nature 495, 7442 doi: 10.1038/nature11923

CLP1は初めて同定された哺乳類RNAキナーゼであるが、そのin vivoでの機能は解明されていない。本論文では、我々の作製したキナーゼ活性のないClp1Clp1K/K)マウスが、末梢神経での軸索変性および神経筋接合部での脱神経を伴う脊髄運動ニューロンの進行性消失を示し、その結果として運動機能障害、筋力低下、麻痺および致命的な呼吸不全に至ったことを報告する。遺伝子導入による救済実験から、CLP1が運動ニューロンで機能していることが示された。機構としては、CLP1活性の消失は、チロシン転移RNA前駆体の異常なプロセシングに由来する、一連の新しい低分子RNA断片の蓄積を引き起こす。これらのtRNA断片により、細胞は酸化ストレス誘導性のp53(別名TRP53)活性化およびp53依存性細胞死に対して高感受性になる。p53を遺伝学的に不活性化すると、Clp1K/Kマウスの運動ニューロンの消失、筋肉の脱神経および呼吸不全が救済される。我々の実験は、tRNAプロセシング、新しいRNA種の形成およびp53によって調節される進行性の下位運動ニューロン消失の間の機構的関連を明らかにしている。

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