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老化:マイクロRNA-34aは心臓の老化と機能を調節する

Nature 495, 7439 doi: 10.1038/nature11919

老化は心血管疾患の主要なリスク因子であり、老化によって急性心筋梗塞患者の予後は著しく不良になる。マイクロRNA(miRNA)は心血管機能の重要な調節因子であることが明らかになってきており、いくつかのmiRNAが老化に重要な役割を果たしている。我々は、老化に伴う心臓でのmiRNAの発現変化が、老化依存的心機能低下をもたらすと考えている。本論文では、miR-34aが老化心臓で誘導され、miR-34aのin vivoでのサイレンシングあるいは遺伝的欠失が、老化に伴う心筋細胞死を減少させることを示す。さらに、miR-34aの阻害は急性心筋梗塞に引き続いて起こる細胞死と繊維化を減少させ、心筋機能の回復を促進する。その機構に関して、我々はmiR-34aの新たな直接的標的がPNUTS(別名PPP1R10)であることを突き止めた。PNUTSはテロメア短縮、DNA損傷応答、心筋細胞のアポトーシスを減らし、急性心筋梗塞後の機能的回復を改善する。総合すると、以上の結果は、老化により誘導されるmiR-34aの発現とその標的PNUTSの阻害が、DNA損傷応答とテロメア短縮の誘導により、老化の間および急性心筋梗塞後の心収縮機能を調節する重要な機構となっていることを示している。

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