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宇宙:食連星による大マゼラン雲までの2%の精度での距離計測

Nature 495, 7439 doi: 10.1038/nature11878

精密宇宙論の時代では、ハッブル定数を3%かそれよりよい精度で決定することが不可欠である。現時点では、ハッブル定数の不確かさの大部分は、大マゼラン雲(LMC)までの距離の不確かさによるものだ。LMCは、我々の銀河系に2番目に近い銀河であり、宇宙の距離スケールに最適の基準点となっている。食連星の観測から、星のパラメーターと距離を精度よく正確に計測するまたとない機会が得られる。食連星による方法は、以前にLMCに適用されたことがあるが、それらの研究で用いられた明るい早期型の系をモデル化する必要があったため、距離の測定値の精度が低下した。本論文では、LMCにある、低温の巨星からなる長周期で晩期型の8個の食連星系までの距離の決定について報告する。これらの系では、それらの連星成分の線形サイズと視野角の両方を正確に計測でき、高温で早期型の系に関連する最も重要な問題は回避することができる。これらの系から得られたLMCまでの距離、49.97±0.19(統計誤差)±1.11(系統誤差)キロパーセクの精度は2.2%で、3%の精度でハッブル定数を決定する確かな根拠となり、将来は2%の精度まで改善が見込める。

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