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構造生物学:11個のサブユニットからなる真核生物エキソソーム複合体のRNAが結合した状態の結晶構造
Nature 495, 7439 doi: 10.1038/nature11870
エキソソームは、真核生物で3′–5′方向へのRNA分解を行う主要な複合体である。酵母エキソソームに広く見られるコア部分(Exo-10)は、触媒としての活性を持たない9つのサブユニット(Exo-9)と活性を持つ単一のRNアーゼ、Rrp44から形成される。Exo-10コアは核で、また別のヌクレアーゼであるRrp6と会合する。今回我々は、出芽酵母(Saccharomyces cerevisiae)由来Exo-10が、Rrp6のカルボキシ末端領域、および3′側に31個のリボヌクレオチドからなるオーバーハングを持つ二本鎖RNAに結合した、約440キロダルトンの複合体を結晶化した。2.8 Å分解能でのその構造から、RNAが巻き戻し孔により1本鎖のコンホメーションをとるようになって、Exo-9チャネルへ引き込まれる仕組みが明らかになる。Rrp44は閉じたコンホメーションをとり、Exo-9の側面から出てくるRNAの3′末端を捕捉する。Exo-9サブユニット群は、配列非特異的相互作用によりRNAと結合していて、この相互作用は古細菌のエキソソームとよく似ている。3′–5′RNA分解複合体による基質の結合とその運搬機構は、すべての生物界で保存されている。

