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光学:異常光透過の実験における準円筒波の寄与

Nature 492, 7429 doi: 10.1038/nature11669

規則正しく配列したサブ波長の孔が開いた金属膜は、特定の波長で予想外に高い透過を示す。これは、金属開口アレイの異常光透過(EOT)として知られる現象である。EOTは最初、表面プラズモンポラリトンに起因するとされ、プラズモニクスやサブ波長の特徴を持つ金属表面に新たな関心を喚起することとなった。まもなく実験によって、孔やスリットで回折される場は表面プラズモンポラリトンモードだけではないことが明らかになった。さらに理論解析によって、準円筒波からの追加的寄与もEOTに影響を及ぼすことが予測された。今回我々は、孔密度の異なる開口アレイを検討することによって、EOTにおける表面プラズモンポラリトンと準円筒波の相対的重要性を実験的に実証したことを報告する。我々は、透過スペクトルの測定結果から微視的散乱パラメーターを決定し、高密度の場合にのみ、つまり孔間隔がおおよそ1波長のとき準円筒波がEOTに影響を及ぼすことを示している。巨視的な光学特性測定からの微視的散乱パラメーターの決定は、EOTの理解を深めるばかりでなく、新しい設計戦略への道を開くものである。

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