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脳:腹側被蓋野で行われる報酬と忌避の入力特異的な制御

Nature 491, 7423 doi: 10.1038/nature11527

腹側被蓋野(VTA)ドーパミンニューロンは、報酬や動機付けに関連した適応性脳機能や病的脳機能に、重要な役割を持っている。しかし、VTAドーパミンニューロンの亜集団が、それぞれ異なる動機付け要因を符号化する別々の回路に加わっているのか、VTAへの入力がそのような回路を差別的に調節しているのかは、わかっていない。今回、外背側被蓋および外側手綱核からのVTAへの入力の活性化が、シナプス結合の違いに基づき、それぞれ報酬行動と忌避行動を引き起こすことを明らかにする。外背側被蓋ニューロンは、主に側坐核外殻へ投射するドーパミンニューロンと選択的にシナプス結合しているのに対し、外側手綱ニューロンは、内側前前頭皮質に投射するドーパミンニューロンや、吻側内側被蓋核内のGABA作動性(γ-アミノ酪酸を含有する)ニューロンと主にシナプス結合している。これらの結果は、報酬と忌避が異なるVTA回路で作り出されることを確証するものであり、適応的な行動や病的に動機付けられた行動に関する回路基盤を理解するための新たな枠組みを提供する。

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