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免疫:制御性B細胞はIL-21依存性のコグネイト相互作用を介してT細胞性自己免疫を調節する

Nature 491, 7423 doi: 10.1038/nature11501

B細胞は抗原特異的抗体を産生することによって免疫応答を調節する。しかし、特異的B細胞サブセットもT細胞免疫応答を負に調節することができ、制御性B細胞と呼ばれている。ヒトおよびマウスで、抑制性サイトカインであるインターロイキン10 (IL-10)を発現する能力を持つ制御性B細胞(B10細胞)が見つかっている。B10細胞はまれではあるが、マウスで抗原特異的な炎症とT細胞依存的自己免疫疾患の強力な負の調節因子として働く。B10細胞のIL-10産生および抗原特異的免疫応答の調節が、全身的な免疫抑制の誘導を伴わずにin vivoで制御される仕組みは知られていない。今回我々は、多発性硬化症のマウスモデルを用いて、in vivoで自己免疫疾患を阻害する機能を持つIL-10分泌エフェクター細胞へのB10細胞の成熟には、IL-21そしてT細胞とのCD40依存的なコグネイト相互作用が必要であることを示す。さらに、ex vivoのCD40とIL-21受容体シグナルの供給により、B10細胞の発生および400万倍までの増殖の誘導が可能であり、またすでに自己免疫疾患を発症しているマウスに移入したときに症状を著しく抑えるIL-10産生B10エフェクター細胞を発生させることができる。自家B10細胞のex vivoでの増殖と再移入は、現在の治療に抵抗性である重症の自己免疫疾患に対する新しい効果的なin vivo治療となる可能性がある。

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