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発生:発生中の大脳皮質介在ニューロンでの内因的に決定された細胞死

Nature 491, 7422 doi: 10.1038/nature11523

大脳皮質の抑制性回路は、γアミノ酪酸(GABA)分泌性の介在ニューロンから構成され、これらの細胞集団は、大脳皮質から遠い胚の腹側前脳に由来する。発生起源が遠いことから、大脳皮質介在ニューロンの数が最終的にどのように決定されるのかは興味深い。神経栄養仮説が示唆する1つの可能性は、大脳皮質介在ニューロンは過剰産生され、その後、皮質へ移動するときに、過剰な介在ニューロンが外因性の栄養シグナルに対する競合により除去されるというものである。本研究では、発生中のマウス大脳皮質介在ニューロンの細胞死について、in vivoin vitro、そして移植後におけるその特性を明らかにする。発生中の大脳皮質介在ニューロンの40%が、出生後にBax(Bcl-2-associated X)に依存するアポトーシスを介して消失することがわかった。in vitroでの培養や、大脳皮質への移植を行うと、介在ニューロン前駆細胞は、内在性の介在ニューロンが正常発生において死ぬのと同様の時期に死んだ。移植サイズを200倍までさまざまに変化させた場合、どの移植集団でも一定の割合で細胞死が見られた。移植されたニューロンの死は、中枢神経系のニューロンが発現する主要な神経栄養因子受容体であるTrkB(tropomyosin kinase receptor B)の細胞自律的な欠失には影響されなかった。移植により大脳皮質介在ニューロン集団は最大で35%まで拡大したが、抑制性シナプス事象の頻度は、移植された介在ニューロンの数と対応しなかった。以上の結果は、介在ニューロンの細胞死は、細胞自律的に、または、ほかの介在ニューロンからの生存シグナルに対する集団自律的な競合によって内因的に決定されることを示している。

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