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医学:2型糖尿病患者の腸内微生物相に関する全メタゲノム関連研究

Nature 490, 7418 doi: 10.1038/nature11450

腸内微生物相の評価と特性解析は、世界中で最も患者数の多い内分泌疾患である2型糖尿病を含むヒト疾患において、主要な研究領域となっている。我々は、2型糖尿病患者の腸内微生物構成の解析を目的として、全メタゲノム関連研究(MGWAS)のためのプロトコルを開発し、中国人345人から得た腸内微生物DNAについて、ディープショットガン配列解読法をもとにした2段階型MGWASを実施した。さらに、2型糖尿病に関連する約6万個のマーカーの同定と検証を行い、メタゲノム連鎖群の概念を確立して、分類学上の種レベルでの解析を可能にした。MGWAS解析の結果、2型糖尿病患者の特徴として、腸内微生物による中等度の腸内毒素症、数種類の遍在する酪酸産生細菌の菌体数減少、さまざまな日和見病原菌の増加、および、硫酸還元および酸化ストレス抵抗性を与えるその他の微生物機能の集積が明らかになった。さらに別の患者23人の解析から、これらの腸内微生物マーカーは、2型糖尿病の分類に有用となる可能性があることが実証された。

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