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宇宙:炭素酸素白色矮星の爆発を起源とする超新星SN 2011fe

Nature 480, 7377 doi: 10.1038/nature10644

Ia型超新星は、宇宙膨張の加速を示すための「標準光源」として経験的に使われてきたが、前駆天体系の特性や、それがどのように爆発するかなどの基本的な問題の詳細はよくわかっていない。白色矮星が連星系中で物質を降着させた後に爆発するということについては意見の一致を見ているが、伴星としては、主系列星から赤色巨星、あるいは別の白色矮星のどれもが考えられる。この不確実性は、最近はIa型超新星が地球の近くで発見されておらず、爆発前の星を検出できていないことに起因する。本論文では、地球から6.4メガパーセクの距離に位置する銀河M101内の超新星SN 2011feの初期の観測について報告する。爆発した星は炭素酸素白色矮星であるらしく、初期の衝撃波が見られないことから、伴星はおそらく主系列星であろうと推論される。初期の分光学的研究では、高速の酸素が数時間程度のタイムスケールで急激に減速し、超新星の最外層では新しく合成された中程度の質量の元素が広範囲に混合していることが示されている。今号に同時掲載のもう1つの論文では、爆発前の画像によって、明るい赤色巨星および大多数のヘリウム星が前駆天体の伴星であることはあり得ないとしている。

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