Review Article 化学:半導体ナノ膜の合成、組織化および応用 2011年9月1日 Nature 477, 7362 doi: 10.1038/nature10381 電子ナノ材料の研究は、歴史的にはナノ結晶/フラーレンや、ナノワイヤー/ナノチューブの研究が主流であったが、現在ではナノ膜と呼ばれるナノスケールの厚さのシートに注目が集まりつつある。そのようなシート材料は、二次元形状を持つためにデバイスへの組み込みが容易であり、製造方法も実際的であるため、実用面で関心を集めている。最近の合成技術の進歩によって、並はずれた特性を持つさまざまな形態のナノ膜が得られるようになっており、中には量子効果などのサイズ依存効果を利用したものもある。この進展は、新しい決定論的組織化法とともに、2次元物理学の基礎研究からヘテロ構造エレクトロニクスの応用の発展まで、魅力的な研究機会につながると考えられる。 Full Text PDF 目次へ戻る