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宇宙:偏光放射によって明らかになった、最も大きなライマンα星雲中心部のエネルギー供給源

Nature 476, 7360 doi: 10.1038/nature10320

高赤方偏移を示すライマンα(Lyα)ブロブは、広がって明るいが、まれな構造であり、宇宙の物質密度が最大の場所と関連があると考えられている。それらのエネルギー放出および形態は、強力な電波銀河のものと似ているが、光度が何によるのかはよくわかっていない。ブロブの一部は明るい紫外線あるいは赤外線銀河と関連があり、明るさの原因がきわめて激しい爆発的な星形成現象、または中心ブラックホールへの降着であることを示唆している。別の可能性として、超新星によって衝撃波励起されたガスがある。しかし、すべてのブロブが銀河と関連しているわけではなく、これらのブロブは暗黒物質ハローへと落下するガスによって加熱されているのかもしれない。このような選択肢は、原理的にはLyα輝線の偏光によって区別できるが、こうした性質を検出するためのこれまでの試みでは成果が得られていない。本論文では、ブロブ LAB1 からの偏光したLyα輝線の観測について報告する。中心領域は観測可能な偏光を示していないが、半径45キロパーセクのところで偏光率(P)は約20パーセントにまで増加し、偏光したほぼ完全なリングを形成している。偏光した放射の検出は、Lyα光子のin situでの生成と一致せず、それらが星雲内に存在する銀河で生成され、星雲の中性水素によって再散乱されたと我々は考えている。

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