Review Article 物理:超伝導回路を用いた原子物理学と量子光学 2011年6月30日 Nature 474, 7353 doi: 10.1038/nature10122 ジョセフソン接合を用いた超伝導回路は巨視的な量子コヒーレンスを示し、人工原子のように振る舞うことができる。最近の技術の進歩によって、このような人工原子を用いてチップ上で原子物理学や量子光学の実験が行えるようになってきた。本概説では、急速に発展しているこの分野において、これまでに実現された進展の概要を述べる。自然界に存在する原子を扱う原子物理学や量子光学における現象に類似した現象を論じるだけでなく、自然原子では起こらない現象も明らかにする。また、新たに生まれたこの学際的分野で期待されるいくつかの可能性についても簡単に述べる。 Full Text PDF 目次へ戻る