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遺伝:ヒト初代細胞におけるヌクレオソーム編成の決定要因

Nature 474, 7352 doi: 10.1038/nature10002

ヌクレオソームはクロマチンの基本的なパッケージング単位であり、調節タンパク質のDNAへの結合の可能性を調整して、真核生物の遺伝子調節に影響を及ぼす。精巧なクロマチンリモデリング機構は、ゲノム中のプロモーターや調節エレメントなどの機能的領域でのヌクレオソーム編成を統御するように進化してきた。クロマチン全体像の解析は、DNA配列選択性などのヌクレオソームの位置に影響を及ぼしうるさまざまな機構を明らかにしている。本研究では、ヒトゲノムにおけるヌクレオソーム編成の主要な決定要因を同定するために、ディープシーケンシング法を用いて、3種類のヒト初代細胞およびin vitroでのヌクレオソームの位置をマッピングした。ゲノムの大部分ではヌクレオソームの位置にかなりの柔軟性が見られたが、ごく一部ではヌクレオソームの位置に再現性が見られた。in vitroで配置が見られる特定の部位は、ヌクレオソーム配列構造をつなぎ留めることが可能で、in vivoではそれらの間隔に細胞種特異的な違いがあった。これらの結果は、哺乳類細胞でのヌクレオソーム編成の決定における配列に基づくヌクレオソーム選択性と非ヌクレオソーム因子の相互作用を明らかにしている。

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