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言語:言語の進化した構造から明らかになった語順の普遍的特性における系統特異的傾向

Nature 473, 7345 doi: 10.1038/nature09923

言語間には幅広い違いが存在するが、その違いには限界がある。言語学の中心的な目標は、人類の言語の多様性を示し、その多様性の制約条件を説明することである。チョムスキー派の生成言語学者は、幼児が言語を習得するときに設定される生得的なパラメーターによって言語の多様性が制約されると主張してきた。対照的に、他のグリーンバーグ派の言語学者は、絶対的な制約条件やパラメーターのばらつきではなく、普遍的システムの偏りを反映する特性の共起に統計的傾向が存在すると主張している。今回我々は、コンピューターを使う系統発生学的方法を用いて、進化の枠組み内における言語の多様性に対する制約の本質の解明に取り組んだ。まず、パラメーター設定による生成という考え方とは逆に、言語の語順の特徴の進化が強く相関している例がごくわずかしかないことを示す。次に、グリーンバーグ派の一般化とは逆に、特性の間に認められる機能的依存性のほとんどが、普遍的傾向ではなく系統特異的なものであることを示す。今回の知見は、少なくとも語順に関しては、文化的進化が言語の構造を決定する主たる要因であり、現在の言語システムの状態が将来の状態を形成および制約する、という見方を支持している。

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