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宇宙:土星の衛星エンセラダスのオーロラのフットプリント

Nature 472, 7343 doi: 10.1038/nature09928

木星と土星の磁気圏にはかなりの違いがあるものの、エンセラダスの低温火山活動は、エンセラダスと土星の間に、木星とイオ、エウロパ、ガニメデとを結びつけている結合と似た電気力学的な結合を引き起こしているのではないかと考えられてきた。例えばイオ–木星の結合に関係している、磁場に沿った強力な電子ビームは、木星の電離層にオーロラのフットプリント(足跡)を生成している。エンセラダス–土星の結合に関連して起こるオーロラの紫外光放射は、わずか10分の数キロレイリーであると予測され、イオのフットプリントよりもおよそ1桁小さく、観測閾値を下回っている。これは、検出できないことと一致する。本論文では、検出可能なオーロラを活性化させるのに十分強力な、磁場に沿ったイオンと電子ビーム(エンセラダスからその半径の数倍ほど下流にずれている)を検出し、その後、エンセラダスによるフットプリントのスキャンの数パーセントに、エンセラダスと関係したオーロラを発見したことについて報告する。フットプリントの放射の規模は、磁気圏のパラメーター変化によって説明できると考えられる範囲を超えて変動し、そのことから変動するプリュームの活動を示しているものと考えられる。

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