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宇宙:明るい楕円銀河における相当数の低質量星集団

Nature 468, 7326 doi: 10.1038/nature09578

星の初期質量関数(IMF)は、星が形成されたときの質量分布を記述し、宇宙物理学の多くの領域において基本的に重要である。IMFは天の川銀河の円盤ではかなり絞り込まれるが、ほかの銀河や宇宙の初期におけるIMFがどんな構成だったかについての直接的情報はほとんどない。本論文では、楕円銀河のスペクトルに観測されたNaI二重線と、FeH分子のウィング–フォード帯について報告する。これらの輝線は、質量が0.3 M◎未満の星(M◎は太陽質量)では強力だが、ほかのすべてのタイプの星では弱いか、あるいは存在しない。我々は、両スペクトルの特徴を明確に検出しており、これは信号対雑音比の低いデータに基づくこれまでの研究結果と一致する。低質量星の光の直接的検出は、そのような星が楕円銀河に非常に数多く存在し、星全体の80%以上を占め、星の総質量の60%以上に当たることを意味している。初期宇宙での大質量の星形成銀河におけるIMFが、天の川銀河円盤におけるIMFよりもずっと多くの低質量星を生成し、0.1 M◎から1 M◎の質量範囲で、おそらくサルピーター関数よりもわずかに急峻であったと我々は推測する。

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