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医学:統合失調症を再考する

Nature 468, 7321 doi: 10.1038/nature09552

2030年には統合失調症はどのように考えられているだろうか。統合失調症は現在、慢性で能力障害を伴うことの多い精神疾患と見なされており、罹患者は世界の人口の約1%に上る。1世紀にわたる研究を経ても、統合失調症の原因は不明のままである。この50年余りは、治療、特に薬理学的治療が広く行われるようになったが、こうした治療が転帰をかなり改善したという証拠は、統合失調症の患者の大半で得られていない。転帰がこのように不満足なものである現在の状況は、精神症状が疾病後期のおそらく予防可能な段階である神経発達障害の1つとして統合失調症に取り組むことで変わるかもしれない。このように統合失調症を神経発達障害として「再考する」ことは、この病気に対する過去100年間にわたる我々の見方とは根本的に異なっており、今後20年間に予防と治癒が可能になるという新たな希望をもたらす。

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