Review Article 細胞:移動する低分子RNA 2010年9月23日 Nature 467, 7314 doi: 10.1038/nature09351 RNA干渉の重要な特性の1つは、細胞から細胞へと伝播することである。このような細胞自律的でない遺伝子サイレンシングは動植物の両方で広くみられるが、可動性のサイレンシングシグナルが何なのかはまだ解明されていない。最近のいくつかの研究により、植物でこのシグナルの正体の手がかりが得られ始め、低分子RNA(短鎖干渉RNAからマイクロRNAまで)が維管束系を介して細胞間を移動できることが示されている。21〜24塩基長の低分子RNA種の移動は、発生におけるパターン形成やストレス応答からエピジェネティックな遺伝までの幅広い生物学的過程に重要なかかわりをもつ。 Full Text PDF 目次へ戻る