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宇宙:星団ターザン5は銀河バルジの始原的な構成成分の残骸である

Nature 462, 7272 doi: 10.1038/nature08581

球状星団はコンパクトな大質量の恒星系で、非常に古く、我々の天の川銀河の全歴史を経てきている。最近の研究結果は、このような球状星団の形成が以前考えられていたよりも複雑である可能性を示唆しているが、鉄存在量の分散がほとんどなく比較的短い時間スケール(10億年以下)で形成された種族に対しては、それらはまだ最良の近似である。事実、鉄存在量と年齢が大幅に異なる複数の星団種族からなることが知られているのは、銀河系ハロー内にある星団類似の系であるωケンタウリ1つだけである。銀河系のバルジ内で同じような星団を発見するのは、星間ダストの厚いさまざまな層から生じる掩蔽によって妨げられてきた。本論文では、銀河系バルジ内の球状星団様の系であるターザン5(Terzan 5)が、鉄存在量と年齢の異なる2つの種族を含むことを報告する。ターザン5は、合体して銀河バルジを形成した始原的な構成要素の1つの残骸である可能性がある。

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